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2014/10/17 文芸春秋11月号より(1) [読む]


文藝春秋 2014年 11月号 [雑誌]

文藝春秋 2014年 11月号 [雑誌]

  • 作者: 文芸春秋社
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/10/10
  • メディア: 雑誌


「健康長寿」医者も薬も信じるな
健康診断が私たちを不幸にする
近〇誠先生の著作物は、よく新聞広告で目にするが、読んだのは初めてだ。
ひとつの「極論」である。
信じるかどうかは読者の判断でよい。
彼の主張を抜粋すると以下のようになる。

健康診断を受けても死亡率は減らない。
健診で異常を指摘され、医療介入(治療)を受けると死亡率は増加する。薬の副作用、手術の合併症、後遺症など。
高血圧患者に薬を投与すると血圧が下がるほど死亡率が高くなる。
コレステロールの高い患者に薬を投与してもそう死亡率は減らない。コレステロールが高い方が総死亡率は低い。
糖尿病患者でHbA1cを6.5%未満に下げると死亡率は上がる。低血糖発作のため。
胸部X線検査による肺癌検診を受けると死亡率が高くなる。
胃内視鏡検査による胃癌検診を受けても死亡率は変わらない。
健診とその後の医療介入により、健康が損なわれ、寿命が短くなる。
日本の医療の問題点
① テンプラ医者(天丼のエビのように、立派にみえても中身が貧弱)による薬漬け医療。
② 製薬会社の介入。製薬会社が資金を出して行われる臨床研究で不正が行われている。
③ 厚生労働省の思惑。健診で病人を増やし、医療機関、製薬会社、医療機器メーカーが潤うというシナリオ。
長寿のためには、高タンパク、高脂肪食がよい。
よい死に方をするためには「救急車を呼ぶな」。

主張の根拠となる論文を引用しているが、反対の論文には全く触れていない。
私の知っている方で、自宅で心肺停止となり、救急隊の救命処置で後遺症なく回復された方がいる。
確かに、脳死になって人工呼吸器をつけたまま意識不明で生きている人もいる。
すべては結果論であるが、良い方に賭けるか悪い方を避けるかということかもしれない。


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R.Yamamoto

近藤先生のご説はまえから伺っています。反論する訳ではありませんが、私の経験を描きます。
私は検診で膵癌、前立腺がん、大腸癌を発見され、いずれも手術しました。検診の有害説は総てのケースに適用は出来ないでしょう。
by R.Yamamoto (2014-10-22 11:09) 

SGW

論文を読むと、病気になっても医者にかかるなと言いながら、ご自分はセカンドオピニオン外来のような医療行為をしているようです。
確かにメタボ健診など、医療経済的に収支として医療費節約になるか疑問に思うこともあり、彼の説に賛同できる部分もあります。
中途半端な反論では注目を浴びないので、徹底的に反論しているようにもみえます。
by SGW (2014-10-30 15:14) 

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